ポンプは工場において、液体やガスを移動・供給するために使用されています。毎日のように液体や気体が移動するポンプは時間とともに摩耗により劣化していきます。そのため、定期的なメンテナンスが非常に重要です。

今回はそのようなポンプのメンテナンスを行う際に、故障を見極めるポイントをご紹介いたします！

故障を見極めるポイント

故障を見極めるポイントは主に3点あります。

ポイント①：異音が聞こえる

金属質の擦れたような音や普段聞こえる音に重なって他の音が聞こえるといった状態であれば、故障の可能性が高いです。普段と異なる音が出ている際は、本格的な点検を行い異音の原因を突き止める必要があります。

ポイント②：吸水力が弱まっている

ポンプの吸水力が弱まっている場合も、故障の可能性があります。ポンプが液体を吸わなくなっている場合、つまりが原因の場合もありますが、モーターのカップリングをはじめとしてモーター部が故障している可能性があります。

また、吸水だけでなく排出機能が弱まっている場合も、故障の可能性が高いです。

ポイント③：水漏れが発生している

水漏れが発生している場合も注意して確認する必要があります。特に、フランジ部分は水漏れが発生しやすいため、注意して確認する必要があります。水漏れが発生している場合も、修理が必要になります。

ポイント④：過度な振動が発生している

過度な振動が発生している場合も故障の可能性が高いです。過度な振動は、モーターの不良で発生します。具体的にどのようなことが原因かは調査をする必要がありますが、最悪の場合、モーターの交換をしなくてはいけません。

当社のポンプの修理・交換事例のご紹介

【浄水ポンプ更新入替工事】

受託加工業のお客様工場にてご使用されていた純水を汲み上げている浄水ポンプの更新工事を行った事例をご紹介いたします。

こちらのポンプにつきましては年数は経過しているものの異常はありませんでしたが、予防保全の観点から設備更新を検討され今回更新のご依頼をいただきました。

また更新に伴う塩ビ配管のやり替えも併せて行い・・・

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