今回はコンプレッサー更新と合わせて、養生カーテンを設置した事例をご紹介いたします。 まずこちらの工場営繕工事を行いました背景としては、産業機械メーカーのお客様よりコンプレッサー更新のご相談をいただいたことが挙げられます。その更新にあたり、今回は設置場所を工場下屋としました。

この場所は設置環境として排気の開放性は良いものの、西日が直接射し込むためコンプレッサーが高温になりやすく、特に夏場は暑さ起因によるトラブルが起こることが想定されました。また強風を伴う風雨の際に吹き込みも予想され、更にはコンプレッサーの駆動音が近隣へ騒音として取られる可能性もありました。

そのため、こちらの場所への設置と併せて、何らかの対策工事を行うことが必要でした。

お客様のご予算や工期、更には使い勝手などの観点から、養生カーテンの設置をご提案させていただきました。これにより状況に応じて開閉を行いながら、直射日光防止による暑さ対策だけでなく、雨風の吹き込み、さらには防音対策を兼ねることができております。

さらにそのままだと強風が吹いた際、カーテンが大きく振れて閉じていないといけない状況でも開いてしまっているなどの不具合も想定されたことから、カーテン下部に錘を入れることで振れ対策も行っています。

このように当社ではお客様のご予算やご状況にも併せながら、最適な営繕工事をご提案させていただきます。特にこのように周囲に養生カーテンを設置することは、それだけでも直射日光を防ぐことができるようになり、特に夏場の暑さによる設備トラブルを未然に防ぐのに効果があるだけでなく、近隣住宅への騒音対策としても効果があります。