長野県内の食品製造工場様よりアーク溶接作業の特化則法令改正に対し、溶接ヒューム濃度測定のご相談をいただきました。溶接の頻度は回数的には少ない様子ではありましたが法令改正に基づき、事前にヒューム濃度測定を実施した方が良いとのご判断から今回の測定を実施いたしました。 濃度測定を行い際はまず、測定器具の装着をし実際に溶接の作業を1時間から2時間程度を1名～2名の作業者の方にしていただきます。それに対して濃度の測定をさせて頂きます。 濃度想定の結果は約2週間ほどでご報告させて頂くことが可能です。

濃度測定の結果が出たのちに溶接ヒューム対策のご案内をさせて頂きます。 特化則の法令がこのほど改正され、アーク溶接作業時に溶接ﾋｭｰﾑに含まれる酸化マンガンが特定化学物質に指定されました。 2022年4月には本格的な法令処置が義務化されます。 酸化マンガンについては吸い込むことで神経障害、呼吸器系障害が発生する事から適切な防護マスクの着用や局所排気設備の設置など作業環境の改善が必要です。 そのため溶接ヒュームが発生する作業時の事前測定を行い適切な作業環境改善のご提案をいたします。 サン工機では協力測定会社と連携することで環境測定の実施も行っております。