- モーター・減速機
- その他
【工場向け】モーターの寿命を延ばす!効果的なメンテナンス方法とは?

工場の生産ラインにおいて、モーターは製品の製造から搬送まで、あらゆる工程で必要不可欠な動力源です。しかし、過酷な環境下で稼働し続けるモーターは、適切なメンテナンスを怠ると、故障や寿命の低下に繋がります。
今回はそのようなモーターの寿命を延ばす効果的なメンテナンス方法についてご紹介させていただきます。
1.モーターの寿命を縮める要因
モーターの寿命を縮める要因としては、以下の点が挙げられます。
①ほこりや異物の付着
モーター内部にほこりや異物が付着すると冷却効率が低下し、過熱や故障の原因となります。例えば、鉄粉や切削くずなどがモーター内部に侵入すると、コイルに損傷を与えたり、軸受の回転を阻害したりすることがあります。
②潤滑不良
ベアリングなどの潤滑が不足すると、摩擦や摩耗が生じ、モーターの効率低下や寿命の低下に繋がります。潤滑油の劣化や不足は、ベアリングの焼き付きや破損に繋がる可能性があり、モーターの寿命を著しく縮める原因となります。
③過負荷運転
モーターの定格電流を超える電流が流れると、モーターが過熱し、絶縁劣化や焼損のリスクが高まります。例えば、コンベアの搬送物が過度に重かったり、ポンプの負荷が大きすぎたりすると、モーターに過負荷がかかり、故障の原因となります。
④環境条件(温度、湿度、振動)
高温多湿な環境や振動の多い環境では、モーターの劣化が促進されます。特に、高温環境ではモーターの絶縁材料が劣化しやすくなり、湿度の高い環境では錆が発生しやすくなります。また、振動はベアリングや軸受の摩耗を加速させます。
2.効果的なモーターメンテナンス方法
モーターの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要です。
①定期点検の重要性
少なくとも月に1回は、モーターの状態を点検することが推奨されます。定期点検を行うことで、小さな異常も見逃さずに早期に対応することができ、大きな故障を未然に防ぐことができます。
②点検項目
■外観
モーターの外観に損傷や異常がないかを確認します。例えば、フレームに亀裂や変形がないか、ボルトやナットに緩みがないかなどをチェックします。
■異音
モーターから異音が発生していないかを確認します。通常とは異なる音や振動は、ベアリングの摩耗や内部部品の破損などを示唆している可能性があります。
■振動
モーターに異常な振動がないかを確認します。振動測定器を用いて振動レベルを測定することで、より正確に異常を検知することができます。
■絶縁抵抗
絶縁抵抗計を用いてモーターの絶縁状態を測定します。絶縁抵抗値が低い場合は、絶縁劣化が進行している可能性があり、感電や漏電のリスクが高まります。
■温度
モーターの温度を測定して過熱していないかを確認します。赤外線サーモグラフィなどを用いることで、非接触でモーターの温度分布を測定することができます。
③清掃
モーターに付着したほこりや異物は、圧縮空気やブラシ、掃除機などを用いて丁寧に除去します。清掃の際は、感電や怪我に注意し、安全に作業を行いましょう。特に、電気部品に水や洗浄剤がかからないように注意が必要です。
④グリスアップ
ベアリングなどの潤滑箇所には、定期的にグリスアップを行います。グリスの種類や交換時期は、モーターの取扱説明書に従ってください。適切なグリスを使用し、適量を注入することが重要です。過剰なグリスは、逆に抵抗となり、モーターの効率を低下させる可能性があります。
⑤モーターの予防保全
近年、モーターのメンテナンスにおいて、予防保全の考え方が重要視されています。予防保全とは、故障が発生する前に、計画的にメンテナンスを行うことで、突発的な故障を予防し、設備の稼働率を向上させる手法です。
モーターの修理・交換は長野工場工事・メンテナンス.comまで!
モーターの修理・交換は長野工場工事・メンテナンス.comにお任せください!当社は、お客様のモーターの状態を確認の上、最適な施工業者をコーディネートし、当社1社窓口によるワンストップでの修理や交換まで一貫対応を実現します。
また、メンテナンスや点検、更新などにも対応しておりますので、ダクトのことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。