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ポンプの吸引力が低下したときに考えられる原因と対策

ポンプの吸引力が低下したときに考えられる原因と対策

①ポンプの吸引力低下の主な原因

ポンプの吸引力低下は、様々な原因によって引き起こされます。まず、吸入側のフィルターやストレーナーの詰まりが挙げられます。これにより、液体の流れが制限され、ポンプが正常に作動しなくなることがあります。

また、吸入管の漏れや破損も原因となり得ます。空気が吸入管内に混入することで、キャビテーションが発生し、吸引力が低下します。

さらに、ポンプ内部のインペラーやシールの摩耗・劣化も問題です。インペラーの羽根が摩耗すると、効率が低下し、吸引力が減少します。これらの原因を特定し、対策を講じることが重要です。

 

 

②ポンプの吸引力低下が起きた際の対処方法

吸引力の低下を解決するためには、まず原因を正確に特定することが必要です。

最初に、吸入フィルターやストレーナーを点検し、詰まりがないか確認します。詰まりが見つかった場合は、清掃または交換を行います。

次に、吸入管の漏れや破損をチェックし、必要に応じて修理します。さらに、ポンプ内部のインペラーやシールの状態を点検し、摩耗が進んでいる場合は交換を検討します。

キャビテーションの発生を防ぐために、ポンプの運転条件も見直し、適切な運転範囲で使用することが推奨されます。これらのステップを順序立てて実施することで、吸引力低下の問題を効果的に解決できます。

 

③吸引力低下を防ぐためのメンテナンス・対策

吸引力の低下を未然に防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

まず、吸入フィルターやストレーナーの定期的な点検と清掃を行い、詰まりを防ぎます。次に、吸入管や接続部の点検を行い、漏れや破損がないことを確認します。

また、ポンプ内部のインペラーやシールの状態を定期的にチェックし、必要に応じて交換を行います。運転条件を適切に管理し、キャビテーションの発生を防ぐことも重要です。これらのメンテナンス対策を実施することで、ポンプの吸引力を維持し、安定した運転を続けることが可能になります。

 

 

当社のポンプの修理・交換事例のご紹介

 

【ポンプ用モーター+プーリーのメンテナンス(交換修理)】

ポンプ用モーターおよびプーリーのメンテナンス事例として、水処理工場における活性汚泥ポンプ用のモーターとプーリーの交換修理事例をご紹介いたします。

ポンプは使用しているうちに、汲み上げなど稼働効率が悪くなってしまいます。モーターやプーリーなど駆動・伝導部品の定期的な交換が必要です。

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【浄水ポンプ更新入替工事】

受託加工業のお客様工場にてご使用されていた純水を汲み上げている浄水ポンプの更新工事を行った事例をご紹介いたします。

こちらのポンプにつきましては年数は経過しているものの異常はありませんでしたが、予防保全の観点から設備更新を検討され今回更新のご依頼をいただきました。

また更新に伴う塩ビ配管のやり替えも併せて行い・・・

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